秋季決勝大会最終日は27日 浜松市・浜松南リトル専用球場で決勝戦1試合が行われた。
安定した力がある知多と投打で勢いに乗る愛知西との顔合わせとなった。昨日からの
激しい雨でおよそ2時間遅れでプレーボールとなった一戦は序盤、両リーグエース投手の力投で
息詰まる投手戦となった。先制は3回、後攻の知多がわずかな相手ミスに乗じて3点を奪う。
愛知西も4回1点を奪いなおも満塁のチャンスに後続が打ち取られる。5回愛知西の守備の
乱れから1点を追加した知多がそのまま逃げ切り秋のチャンピョンに輝いた。昨季 何度も
連盟大会の決勝戦で苦杯を味わった藤澤監督率いる知多。みんなでつかみ取った優勝に指揮官も
うっすらと涙を見せた。一方、大健闘の愛知西も決勝の大舞台で敗れはしたものの初の全国大会
出場に全員で喜びを分かち合った。
すっかり雨もあがり晴れ渡った青空の下、両リーグの選手たちは次の目標に向かい目を輝かせていた。
注目のチャンピョンシップ全国大会は東京都八王子市で11月23日~25日の日程で開催され
知多と愛知西が全国の強豪に立ち向かう。
※知多・藤澤康二監督の話
昨季あと一歩のところで全国大会を逃がし悔しい思いをしました。新チームでもたくさんの選手が
その想いをこの大会で晴らそうと挑みました。早卒の6年生と一緒に全員で全国大会に挑めます
打撃では狙い球を絞り振りぬくことを課題にしたいと思います。全国大会では東海代表として
最後まで諦めずに粘り強く戦います。
※愛知西・押川一弘監督の話
今日は少しのミスが得点に絡む嫌な展開で主導権を取れませんでした。しかしよくここまで
やってくれました。準決勝戦では強豪の浜松南さんに理想的な戦いで勝利したのが自信に
なりました。低学年のころから頑張った選手たちと全国大会へ進みこの上ない喜びです。
卒団する4人の6年生もふくめこのメンバーで一日も長く試合がしたいと思っています。
(優勝の知多(左)と準優勝の愛知西 大会速報で試合詳細を掲載)