第56回全日本選手権東海連盟大会は6/5(日) 岡崎市の岡崎秦梨グランドで最終日を迎え本戦の決勝戦と敗者復活6回戦ならびに準優勝決定戦の3試合が行われた。最終日まで残ったのは 本戦では安城と豊田 敗者復活では知多と名東千種の4リーグ、7月に開催される全国大会の切符を目指し、本大会の最終決戦が行われた。
本戦決勝戦は三河同士、そして両リーグともノーシードで勝ち上がり頂点を目指した。序盤、両リーグの先発が決勝戦独特の緊張感で本来の力が発揮できなかった事と守備もミスが重なり2回を終わって豊田が5x4とリードした展開となった。安城は4回、下位打線が掴んだチャンスと豊田の守備のミスから試合を引っ繰り返し、さらにランナーがたまったところで走者一掃の2塁打が飛び出し一気に主導権をにぎった。続く5回もダメ押しの2点が加わるとリリーフの投手も食い下がる豊田の攻撃を最小点に抑え歓喜の優勝をもぎ取った 安城は昨年に続いて2年連続4回目の全国大会をゲットした。
※長谷部健児監督の話 この大会は試合の巡りあわせが良かった幸運もありましたが、選手が春の大会敗退からよく奮起してくれました。下位打線や控えが作ったチャンスを主軸が返す理想的なゲーム展開で優勝が出来ました。全国大会ではまずは悲願の1勝を全員の力で掴みたいと思います。
※池原琉心主将の話 春の連盟大会に出ることが出来なくて、悔しい思いをしました。その間 猛練習を課してこの大会に挑みました。優勝できてうれしいです。まず1勝してその勢いで決勝戦まで進みたいです。
敗者復活の6回戦は春の王者知多と、伏兵の名東千種との顔合わせとなった。序盤から知多の打線が活発に機能し、3回には大量8点をとり試合を決めた。善戦の名東千種は惜しくも大会4位となった。
本大会の最終戦の準優勝決定戦は決勝戦で敗れた豊田と猛打で勝ち上がった知多とのカードとなった先発は両リーグともエースが登板し、息詰まる一進一退の投手戦となった。豊田が2回、一瞬のスキをつき先制、知多も4回同点に追いついたがその裏、豊田が貴重な勝ち越し打が出て再び最小点ながらリードを奪った。先発のエースで主将の岡田投手が気迫のこもった投球で知多を振り切り第2代表で決勝戦の雪辱をした。豊田は現日本ハム畔柳投手が活躍した2016年以来7度目の全国大会に挑む
※坂本秀幸監督の話 このリーグの監督に就任して4年目、あまりいい成績が出せていなかったのですが、今日選手が本当にがんばってくれて感無量です。決勝戦の負けを引きずる事無く選手たちがのびのびプレーしてくれました。全国大会に向けてコンディションを整え、さらに打力に磨きをつけ何としても1勝したい
※岡田宗一郎主将の話 決勝戦で負けたけど、みんなが気持ちを切らさず、すぐに切り替えられたのが良かったです。 知多戦は準決勝でも1点差で勝って今日も1点差で勝てました。全国大会ではまず1勝です。仲間とともに頑張ります。