安城・浜松に全国の壁 全日本選手権大会閉幕

第52回全日本リトルリーグ野球選手権は開会式の翌日21日から1回戦8試合が行われ東海連盟代表の安城は、北関東の川口リーグと、同じく浜松は兵庫山崎リーグと対戦した。

安城vs川口は、安城・蟹江投手が序盤から9連続奪三振を奪うなど強打の川口打線に付け入る隙をみせず、自らの先制本塁打を最終回まで守ったが、予選を圧倒的な強さで代表となり戦前から前評判の高い川口に逆転2点本塁打が飛び出し涙をのんだ。一方 浜松vs兵庫山崎は、初回硬くなった浜松が守備の乱れから3点を先制され、その裏相手投手の立ち上がりを攻めチャンスを掴むもあと1本が出ず無得点に終わり、最後までひびいてしまった。結局自慢の機動力野球が出ないまま2-5でこちらも夢破れた。

残念ながら共に1回戦で姿を消したが、選手 指導者 スタッフ そして保護者が感じた全国の壁は、たくさんの悔しさの一方でこの大会で得た貴重な経験が明日からの成長の糧となるはずだ。

 

(第52回全日本リトルリーグ野球選手権大会は川口リーグが優勝し、8月に開催される世界大会に出場する)