MLBCUP東海連盟大会、最終日は27日 名古屋市の幸心公園野球グランドで準決勝(浜松南x松阪、知多x安城)2試合 勝者同士の決勝戦 敗者同士の3位決定戦が行われた。雨も予想されたが朝は少しの晴れ間ものぞく天気となり予定通り東海王者をきめるトーナメントが幕をおろした。4強は過去4回の大会でそれぞれ優勝を経験しているリーグとなり戦前から熱戦が予想されどのリーグが優勝しても2度目のVという事で注目をあびる試合となった
準決勝 浜松南x松阪は3回に3点をあげた浜松南がその後も効果的に追加点を重ね終わってみれば11-1の大差をつけ決勝戦に進出、一方の知多x安城の三河同士の一戦は、小刻みに得点を重ねた安城が4回途中までは一時6点の差をつけてリードしたが、知多が4回の裏に怒涛の攻撃で一挙7点を奪取、その後も追加点をあげ粘る安城を振り切った
浜松南VS知多の顔合わせとなった決勝戦は両リーグとも準決勝での勢いのまま序盤から白熱の戦いが繰り広げられ、序盤を終わって4-4のがっぷりよつこう展開となった。試合が動いたのは、5回表の浜松南の攻撃、ヒットと四球をからめ2死ながら満塁と攻め立て1点を勝ち越した後、1番の飯尾浩也選手(5年)に渾身の満塁ランニングホームランが飛び出し、一気に浜松南が主導権を握った。その後も持ち前の打線が火を噴き、この回一挙9点のビッグイニング 試合を決めた。 浜松南は2017年以来2回目のMLBCUP東海連盟大会を制覇、8月の全国大会の切符を手に入れた。知多も食い下がったが、満塁での失点が大きく響きあと一歩手が届かなかった。
同時に行われた3位決定戦の松阪X安城は、初回から5点を先行した松阪が中盤も攻撃の手を緩めず一方的な展開となりコールドで安城を下し3位に食い込んだ
優勝した浜松南は8月20日から開幕するMLBCUP全国大会に4年ぶり2度目の出場をすることになったが、今年は5回目の記念大会、宮城石巻で浜南旋風を巻き起こし全国制覇を成し遂げてほしい。選手の躍動する姿が待ち遠しい!
❖浜松南 佐藤正勝監督の話 1回戦から苦しい試合が続き息が抜けませんでした。毎試合選手を信じて戦ってきましたが、今日最高の結果が出て最高にうれしいです。決勝戦では勝負をきめた5回の攻撃で満塁のチャンスに9番バッターがしぶとくヒットを打ち、勝ちこしてくれた一打が大きかった。次の1番バッターもよくあそこで満塁のランニングホームランを打ってくれました。強い松阪さん 知多さんに勝って自信がつきました。8月までの練習期間でより一層打撃を磨き、全国の強豪を相手にぶつかりたいと思います。