岡崎が三河ダービー制し歓喜の優勝

全国選抜東海連盟特別大会は27日(土)28日(日) 安城市デンソーブライトペガサススタジアムで準決勝2試合、決勝・3位決定戦が行われた。10月31日(日)に開幕した同大会は順調に日程を消化し、三河ブロック 安城 岡崎 豊田 静岡ブロック 富士がベスト4に勝ち上がり優勝を目指した熱い戦いがはじまった。27日の準決勝では岡崎が粘る豊田を9-3で下し、また安城が持ち前の打線が爆発し富士を退けた。

続く28日決勝戦は三河ブロック同士の安城vs岡崎が顔を合わせることになったが、序盤から点の取り合いとなり序盤を終わって7-6で安城がリードする展開となった。岡崎は4回の裏、相手のミスに乗じてチャンスをつくり、見事な攻撃で一挙6点をあげ主導権を握ると続く5回には再び守備陣の乱れもかさなり決定的な2点を加えた岡崎が三河ダービーを制し、東海チャンピョンに輝いた。両リーグとも最後の力を振り絞った大熱戦を展開、会場に詰めかけた関係者に感動を与えた。

決勝戦の前に行われた豊田vs富士の3位決定戦では息詰まる投手戦が繰り広げられ両リーグとの決定打が出ないまま延長戦、さらには8回タイブレークまで持ち込まれた熱戦は豊田が待望の2点をとり、その裏の富士の攻撃を抑え、3位に食い込んだ。

1か月にわたった今年最後の連盟公式戦は三河ブロックが1・2・3独占を成し遂げた。この大会は天候に恵まれ日程通り順調に消化し、特に 27・28両日は雲一つない絶好のコンディションに加え、安城リーグの計らいで、デンソーブライトペガサススタイジアム(ソフトボール球場)という素晴らしい環境下で試合することが出来、すべての面で公式戦の有終の美を飾る事が出来た。

選手たちの1か月にわたる熱戦に心から拍手を贈りたい。

★岡崎リトル 清水芳信監督の談話  「優勝の瞬間は本当によくやってくれた。ホッとしました。 コロナ過で満足な練習が出来なかったが基本練習を地道にやってきた。ここにきて選手が成長し手応えを感じながら大会に挑めたが、まさかここまでやってくれるとは驚いています。今日の決勝戦もそうですが、これまでの試合も全員が大きな声を出し、特に控えの選手が試合に出ている選手より声を出し、励まし、一丸となってくれた それが一番感激している」