リトルリーグ東海連盟は、去る6月17日(土)、MLBCUPマイナー東海連盟大会第一日終了後に元大リーガー五十嵐亮太さんを迎え野球教室が行われた。この企画はMLBJAPAN様のご厚意とご協力で実現した。講師の五十嵐さんは現在44歳、ご存じの通り160kに迫る剛速球を武器にヤクルトスワローズのセットアッパー、そしてストッパーとして君臨、2010年からは、ニューヨークメッツなどメジャーリーグでその剛腕を発揮、21年間の現役を経て 現在野球評論家 特にメジャーリーグの解説などテレビをはじめメディアで活躍している。
この日から東海連盟では7月に石巻で行われる全国大会の切符を目指し、熱戦が繰り広げられたが、試合が終わった後将来メジャーリーガーを目指すリトルリーガーが80名参集し、五十嵐さんの講習を受けた。投手として活躍した五十嵐さんは「決して力むことなく体全体、特に上半身を揺らすぐらいのイメージでリラックスして投球することが大事、ボールが離れるリリースポイントでしっかり腕を上から下へ振り下ろすようにしたら強いボールが投げられるようになる」と選手目線で優しく時にはゼスチャーを混ぜながら分かりやすい説明に選手は納得と充実した時間を過ごすことが出来た。最後に五十嵐さんから「今メジャーリーグで活躍している 君たちリトルリーガーの先輩である大谷選手は、確かに遠くへ飛ばし、早い球を投げるすごい能力を持った選手ですが、彼が一番すごいのはケガをしない強い身体があること、もちろんこれには日々の節制、食事やトレーニングなど野球のための生活を送っていること ここがすごいと思います。皆さんもケガをしないように好きな野球を続けて 将来 プロ野球選手、メジャーリーグの選手になってください」と激励の挨拶があった。野球教室に参加した選手はもちろん それを支えてくれている保護者も大リーガーからの熱いメッセージに目を輝かせていた