浜松南、下剋上の栄冠 全国大会へ!          知多と名古屋西は西日本選手権

全国選抜東海連盟大会最終日は24日 愛知県弥富市の愛知西上野グランドで前日の準決勝で勝ち上がった

知多と浜松南が全国大会を目指し決勝戦を、同じく準決勝戦で敗れた名古屋西と尾張一宮が西日本大会の

1枠を競い、連盟公式戦最後の熱い2試合が行われた。昨日の雨が嘘のように夏の太陽が4リーグを照り付け

最終日にふさわしい空気の中 第一試合の3位決定戦 名古屋西vs尾張一宮戦のプレーボールがかかった。

初回尾張一宮が幸先よく先制したがその裏相手に守備の乱れから同点に追いついた名古屋西が序盤、再三の

ピンチを堅守で切り抜け、4回、5回の集中打で一挙に試合を決定づけ快勝で西日本選手権第2代表を勝ち取った

 

続く決勝戦 今大会最後の大一番は全日本予選3位の知多とその知多に敗れたノーシード浜松南が全国大会の

1枠をかけ激突した。試合は浜松南が初回から小刻みに得点を重ね最終回主将でエース、藤田駿斗選手(中1)

の本塁打でダメ押し、試合を決定づけた。投げても藤田投手が5回まで強打の知多を抑えこみ下剋上の戦い

で13年ぶりの歓喜に沸いた。知多はこれまで再三チームを救う一発を放った知多の主将、中野竣介選手(中1)

の本塁打で一矢を報いたがもう一歩のところで連覇を逃がし、全日本予選に続き最終日に無念の涙をのんだが

堂々の西日本第一代表となった。

 

5月3日から始まった今シーズンの公式戦連盟3大会が、今日6月24日激戦の幕が降りたが、3大会とも最終日

は降り注ぐ真っ赤な太陽の下、文字通り情熱と死力を尽くした激闘が印象的な大会だった。君たちがくれた

感動のドラマが東海連盟の歴史の1ページに綴られたことは間違いない!

 

東海連盟代表になった、全日本出場の安城、浜松 全国選抜出場の浜松南 MLB CUP大会出場 松阪 そして

西日本出場の知多、名古屋西の健闘を連盟一同心から期待しよう

 

優勝の浜松南

 

❖浜松南 渥美賀広監督の話

全日本の敗者復活3回戦で知多に敗れ、今日この日のためにチーム状態を最高に持っていくよう一丸となって

練習に励んできました。キャプテンの藤田が素晴らしいピッチングをしてくれて頼もしい限りでした。恐らく

2011年に世界大会で活躍した兄貴に負けまいと必死になったんではないでしょうか バックもよく盛り立てて

くれて最高の決勝戦になりました。 全国大会までに今以上の守備力と攻撃力=得点力を身に付け2018年の

全国大会優勝を目指します。子供たちも同じ思いです。

歓喜の浜松南ナイン

 

❖知多 藤澤康二監督の話

2年連続優勝はうちだけが出来る快挙 狙っていましたが、相手の藤田君が素晴らしい出来で攻略でき

ませんでした。気持ちを切り替えて、西日本大会は今日出てしまった失策をなくすべく守備力を鍛え

なおし挑みます。

❖名古屋西 西尾雄太監督の話

昨日準決勝で知多に負け、雨の中19時まで気持ちの切り替えと反省をしました。今朝も早くから試合の

体制で体を動かしてから試合に入りました。4回まではノーヒットでどうなるかと思いましたが、ワンチャンス

を生かして逆転してくれました。西日本では投手陣を含めた守備の強化で第2代表から優勝を目指します。